2ca72322.jpg7/23〜25 幕張メッセにて行われたAutomotive Technology International 2008に行ってきました。
私は、ある出展社さんのブースデザインなどを担当させていただいたのですが、自動車のエレクトロニクスだけに特化したBtoBショーが、技術者さん達にこれほど注目を集めているとは正直驚きでした。

もちろん、今のクルマにとってエレクトロニクスは重要な位置を占めていることは、これまで自動車メーカーさんとのお付き合いの上でも理解しているつもりでしたが、今やパソコンと同じように、車両のコントロール全てを担うECUによって、性能が比較され、さらにそれを世界的に標準化しようという動きが加速していることを実感として認識しました。

ヘタをすると自動車メーカーは”ガワ”(外側の箱という意味)を作るのみとなってしまい、今後、自動車開発の主導は電子機器・ソフトウェアメーカーにとって変わるのでは??というところまで来ているのです。

大手電機メーカーなどでは、自動車技術で養った高い制御技術を家庭用電気製品へフィードバックするなど、これまでとは逆の現象も多々あるとお聞きしました。
そうなると、今後益々、素人がクルマに手を加えるようなことが出来なくなっていきますし、自動車メーカーの技術者個人の「面白さ」「個性」の追求といったものが、製品に表れなくなっていくのでしょうね。
従来のクルマ好きにとっては、ショックを感じざるを得ない....というのが、正直な感想でしたね。
ますます、嗜好品としてのクルマとういう感覚は無くなっていってしまうのでしょうか?

先述のように、今や、パソコンはNECだTOSHIBAだとか、メーカー名はさほど問題ではなく、CPUがインテルCore2Duo、グラフィックカードがASUS EN...という、中身で性能を判断し選択する時代になりました。
今後、カーエレクトロニクスの標準化が進めば、クルマもこれと全く同じことになるのでしょう、もう日産だのホンダだの三菱だのではなく、「BOSCHの○○で制御されているから、このクルマはいいね!」とか.....。

そういう時代になっても、どこかに、産業とか、高効率とか、そういう言葉ではない「楽しさ」や「官能的」な部分を残す自動車メーカーが残ってくれたらいいですね。
やっぱりそこの両立を期待出来るのは、ドイツのメーカーだけなんでしょうかね??
日本の自動車メーカーにも頑張っていただきたいです。ただのフレーム&ボディ屋さんにならないように祈っています。

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